世良田祇園祭

八坂神社は、江戸時代までは、牛頭天王社といわれ、農業・疫病除けの神として広く信仰されていますが、特に夏祭りは「世良田祇園」として知られています。かつての世良田祇園では、１１台の屋台が繰り出して祇園囃子を競い合いながら、旧世良田村内を曳き廻していました。この祇園囃子が夜空にこだまして絢爛幻想な世界を現出し、関東の三大祭りの一つに数えられていました。 
現在、８台の屋台が太田市指定重要有形民俗文化財に指定され、平成１８年～平成２２年にかけて、修理が行われました。現在は、７月第４土・日曜日に行われ、世良田祇園まつり実行委員会が組織され、かつての世良田祇園祭の隆盛をとりもどしつつあります。