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沖之郷は太田市の東端、足利市に接する四方を水田に囲まれた農村地帯で、北・東南・西・新田の4つのコウチ(地域区分の称、地元では「耕地」の文字を当てている)からなり、それぞれのコウチが1台ずつ(西コウチと新田コウチ〈西新コウチ〉は組んで1台)山車を所有し、囃子を受け継ぎ祇園祭に奉納してきました。 沖之郷祇園祭は、無病息災を祈る八坂神社の夏祭りで、かつては神輿渡御・山車巡行などが行われましたが、中でも山車巡行が最も醍醐味があり、古くから近隣町村の人々にも親しまれてきました。 祭りの起源については、祭具の記録から、文政年間(1818~1829)にはすでに祭りが行われていたことがわかります。 沖之郷の祗園囃子は、他地域のものに比べてテンポが速いのが特色です。西新コウチの「さんてこ囃子」、北・東南コウチの「祇園囃子」のほか、「昇殿」(北コウチ・西新コウチ)、「やっしゃ」、「鎌倉」、「にんば」(以上北コウチ)、「四丁目」(東南コウチ)など各地区がそれぞれ独特の囃子を持っている。囃子は大太鼓1、小太鼓3、鉦2からなっており、保存会によって継承されています。
開催期日 | 7月第2日曜 |
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開催場所 | 群馬県太田市沖之郷町838 八坂神社 |
問合せ先 |
太田市役所 観光交流課 0276-47-1833 |
駐車場 | なし |